最初の事件と解雇
2023年12月、同性間の親密な行為を映した8秒間の動画が、ワシントンの政界関係者たちの間で拡散し始めた。撮影場所は、厳重な警備が敷かれた上院司法委員会の公聴会室であるハート上院議員会館の216号室であることが確認された。 動画に映っていた人物は、メリーランド州選出の民主党上院議員ベン・カーディンの立法補佐官、エイダン・メーゼ=チェロプスキー氏であると特定された。この事実が明るみに出た後、カーディン上院議員の事務所は2023年12月16日、メーゼ=チェロプスキー氏の解雇を確認する声明を発表した。
メディアのインタビューが新たな反発を招く
最初の騒動から約1年半が経過した2025年5月、メーゼ=チェロプスキが『ニューヨーク・マガジン』のインタビューに応じたことで、この事件は再び大きな世間の注目を集めた。インタビューの中で、彼は動画への関与を公然と認め、反省の色を見せない姿勢を示した。
動機について:メーゼ=チェロプスキは、その行為が「退屈」によるものであり、過酷な職場環境によるストレスを和らげるためにそうしたのだと主張した。
反省の欠如:彼は「バレたこと以外は」この件について後悔していないと明言した。
物議への無関心:「誰が気にするんだ?」と問いかけ、世間の怒りを一蹴し、悪影響を受けたのは自分だけだと主張した。
これらの発言が公表されると、世論の激しい非難が巻き起こり、XやFacebookなどのプラットフォームでの関連投稿の閲覧数は1日で10億回を突破し、議会の組織イメージに深刻な打撃を与えた。
公式調査結果と現状
高まる世論の議論を受け、当局は2025年5月23日、調査に関する声明を発表した。調査結果により、メーゼ=チェロプスキが当時、議事堂敷地への有効な入館パスを所持していたことが確認され、不法侵入の違反は否定された。録画行為は職場管理規定に違反していたものの、当局は、彼が既に辞職していること、および適用可能な刑事法規が存在しないことを理由に、刑事罰は追求しないと結論付けた。
2025年11月現在、マエセ=チェロプスキはオーストラリアに滞在しており、米国には戻っていない。報道によると、彼はメディアの追及を避けるために連絡先を変更し、国内を移動しているという。この騒動は彼の家族にも影響を及ぼしており、以前バイデン大統領との写真を誇らしげに公開していた母親は、嫌がらせを避けるためにソーシャルメディアのアカウントを削除せざるを得なくなった。
北米編集局:ロビン
